研究室と就職は関係ある?教授の伝手で大企業に就職も可能なのか?

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研究室って伝手とか共同研究先で就職することは可能なの?
超有名企業に素通りで楽に内定貰えるって本当??


という疑問にお答えするために本記事では研究室の教員の伝手や共同研究先への就職することの実態についてまとめています。

✔本記事の内容

・伝手や共同研究先から内定を得ることは可能なのか?
・実際に内定をもらう方法
・どういった企業の伝手や共同研究があるのか知る方法


僕は先日修士を卒業し社会人になったたつきです。
研究室では色んな共同研究先と研究していた活発な研究室に所属しており、実際に就活をする中で得た伝手や隠れた内定ルートについて共有していきたいと思います。
他の大学の研究室の友人の情報や就活仲間から聞いた情報なども含めてリアルな現場について参考になればと思います。

伝手や共同研究先から内定を得ることは可能なのか?

結論から言うと、「可能」です。

利用している人が多いかはさておき伝手や共同研究先への就職は全然あり得ます。

ただ今回言っている「伝手」と「共同研究先」とでは少しニュアンスが違うので以下にまとめておきます。

教員の伝手から就職先を得る場合

この場合の伝手というのは、教員の古くからの知り合いというパターンが多く、研究とは関係ない職の可能性が高いです。

そしてこの伝手を利用する学生の多くは、就職活動で厳しい状況を強いられているパターンが多い印象があります。

ネガティブな印象があるかもしれませんが意外と伝手で勧められた就職先が良かったりする場合があるのでストレートに悪いとは言えません。

ただ教員もその就職先に学生を就職させたいわけではなく、「うちの学生で就職先を探している子がいて…」という形で仕方なく善意で紹介するので教員に直接「なにかいい伝手とかありませんか!?」とか聞くのはかなりマナー的に良くないのであくまで「最終手段」として考えるようにしましょう。

共同研究先から内定を得る方法

どれぐらい共同研究先と深く研究しているかによって内定の得やすさは変わります。

例えば企業から出資だけされていて研究を進めている場合、企業からの融資に近いのであまり期待はできません。この場合、共同研究…というよりも融資による研究です。
(もちろんその研究が実った場合は企業から勧誘されそのまま研究を続けるなんてことはありますが、融資というのは可能性は低くても大きな期待を込めて出資しているパターンが多いのであまり期待しない方がいいです。)

逆に出資もされているしかつ共同研究として、企業の研究者とともに研究・プロジェクトを進めている場合は内定を得る可能性が高いと言えます。

この場合はポジティブな印象を与える場合が多く、むしろ就職を歓迎されることがあるくらいです。

仕事内容は共同研究で行っていた内容と基本的に同じである可能性が高いので、人によってはそのまま続けれるから楽と感じるでしょう。

なので、もしあの有名な企業に就職したい!と思ってしかもその企業と共同研究している研究室に入れたらある意味超ラッキーだと思います。

もしその研究内容の仕事がしたくない…けどその企業に行きたいと思うのであれば、一般ルートで就活に臨めばいいのでリスクとしてもかなり低いので気になるのであれば絶対にアリだと思います。

>参考記事:失敗しない研究室の選び方と基準を解説【大学受験より重要】

実際に内定をもらう方法

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実際に内定を得るためには、共同研究ができる状況を作ったうえで一緒に研究していくことに支障がないと相手に思ってもらえることが必要です。

まず共同研究ができる状況というのは単純に研究室に入っただけではできないです。研究室に入ったうえでその共同研究ができるかどうか・どういった配属になるのかは研究室それぞれに異なるので事前にリサーチしておく必要があります。

教授に一任されているのか・学生の有志で決まるのか・GPAなのか、研究室配属前に調べておきましょう。

次にクリアすべき壁としては一緒に研究してて支障がないかどうかです。

大変そうに聞こえますがおそらくそこまで高いハードルではないと思います。

何故かというと、企業側からしたら見ず知らずの本当にできるかどうかわからない学生をとるよりも、ある程度要領が分かっている学生を採用した方がリスクが低いからです。

とはいえ、最低限、仕事の要領が分かる・1人で任されてもある程度はこなせる程度にはできるようにしておきましょう。

あとは、素直に共同研究先の企業の方に直接聞いてみるのもアリだと思います。もし仲良ければ上の人に掛け合っておくよ!とか言ってくれる可能性もあるし、直接聞いたところで悪い印象を与えることはまずありませんし。むしろ身内で興味を持ってくれた方が企業としても有難く思われます。

どういった企業の共同研究があるのか知る方法

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基本的にその研究室が投稿している論文の謝辞や共同研究者から探すのが正攻法になります。

企業と共同研究を行っている研究室はアクティビティが高い可能性が高いのでその研究室のホームページを訪問して論文を探してみて下さい。ついでに研究室が研究しているテーマの勉強にもなると思うのでオススメです。

ただ共同研究の場合、会社名を明かしていない場合も多く、科研費などから確認などもできないです。

そういった場合の見分けるポイントとしては、上記と被りますが、その研究室のホームページを見て明らかに研究設備が整っていて毎年多くの論文を出している。にもかかわらず科研費(公費の予算)が少ない・・・?といった研究室は企業と共同で研究している可能性があります。


少し面倒ではありますがそういった中で見つけた上で、研究室の先輩にコッソリ会社名だけでも聞くのはアリだと思います。さすがに研究内容までは機密情報が多い場合があるので言えないかもしれませんがもしかしたら会社名だけなら教えてくれる可能性はあります。(もちろんそれすらも教えてくれない可能性もありますが。)

まとめ

以上が共同研究先あるいは教員の伝手による内定を得る方法になります。

正規ルートの就職活動ではないので一概に正攻法や確定事項はありませんのでご了承ください。
あくまで個人的な経験や周りの状況を見ている中での見解になります。

ですが、一つこういった視点で研究室を選んで就活をするのもアリだと思います。