スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼンを読んでみての感想とレビュー【理系学生向け】

研究室


※本記事の想定する読み手は理系大学院生からその他理系学生でこれからプレゼン能力を上げたい人を考えているのでご了承お願い致します。

理系の学生だからといって、プレゼン能力が必要ないかといわれれば、答えはノー!だとハッキリ答えれます。
でも僕自身もそうだったように理系学生の多くがプレゼンに対してあまり良い印象はなく、億劫になる方が多いように思います。


今日紹介する本は、そんな学生だけでなく自信のある学生も「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」を読むことが大事だということを要点をまとめて紹介します。

そして本書はプレゼンを指導する専門家がスティーブジョブズのプレゼンを分析し、解説したものなのでかなり有益ではあると思う。

✔本記事の内容


・理系学生が必要とする内容の要点まとめ

・注意しておくべきこと


結論から言うと、理系学生にとって必読書ではないが読んでおいて損はない本であるのは間違いないです!

特に、如何に営業系かつコミュ力がバリバリに高い文系の学生やカリスマの人であっても練習を欠かさずしていることが理解できる本になると思います!!

本タイトル「スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン」

理系学生が必要とする内容の要点まとめ

理系の学生がプレゼンをするにあたって個人的に一番疎かにする点は2点あり、「ストーリー構成」と「仕上げの練習」だと思います。

この本ではまさしく、その2点について書かれていたので要点をまとめて理系学生がつかんでおくべき感覚とともに記載します。

ストーリー構成の追求

ストーリー構成を追求することは、真に自分の研究内容や成果報告について理解しているかどうかの一つの大きな指標となります。

何の為の実験なのか・立てる仮説がどういったバックグラウンドから来ているものなのか・次の一手は?とストーリーを追求することは予想以上に論理的かつ深い考察が必要となるからです。


特にこの本で言及されていたのは、なぜそれが必要なのか・なぜこの数字だと良いのか、その結果(製品)があるとどうなるのかを徹底的に追及することが大事だと述べられていました。

上記については理系でも特に工学部の学生は特に何のためのものなのかをハッキリとさせておく必要があり、その答え次第で背景を大きく変える必要もあります。

そして上記の能力を鍛えるために、研究を更に行う学生が多いですが、これは間違いで本記事の次の章「仕上げの練習」に書きますが、他者からの意見を貰うことで深く追求するべきだと考えています。

仕上げの練習

この本の内容からピックアップすると、「台本を捨てる」と「楽しむ」ということが大事になってくると思います。(上記2つはほぼイコールになります)

これらを捨てることで聴衆にとってはかなり聞きやすくなり理解を促進され、更なる研究成果を出すための議論に繋がるからです。

本では 計算し尽くされ、周到な事前準備と訓練に裏付けられたノウハウが本当に素晴らしいプレゼンを生み出すと言われています。

そして理系の方が悩むこととしては台本を捨てることですが、これは 前章で解説したストーリーを追求することで台本を捨てることができますと言えるほど論理的に考えることが大事になると思います。

注意しておくべきこと

本の内容としては大部分がパフォーマンスに関わることが多いので、それらの点については、流す程度に読んでいいでしょう(笑)

ただ、発表に自信がない方は参考にしてみてもいいかもしれません。

あと結構勘違いされがちですが、理系の研究者ってちゃんと現象として面白いものに興味を持ってくれるから面白い結果・データであればプレゼンはそこまで重要視する必要はないと思ってる人がいますが、意外とストーリーとして面白くない発表については聞いていない優秀な研究者も多いです。

だからこそ背景を明確かつ具体的に深く落とし込むことで、面白いストーリーになり聴衆に聞きごたえのあるものになる。更にスピーチする人も深い理解と論理性を鍛えれるので、台本を捨てて、楽しんで発表することができるのだと思います。

まとめ

本記事の内容についてまとめます。


・ストーリー構成を追求することで深い考察や仮説が得られる

・台本を捨てて練習を積むことで、無駄のない論理展開が可能になる

・研究への理解 >= プレゼン能力という相関性がある


以上より、プレゼン能力を鍛えるにはストーリー構成を追求することで研究への理解が深まり、自然に台本を捨てることができると思います。

本書では更に、聴衆を魅了するために何をすればよいのかといったノウハウも書かれているので気になる方は読んでみることをオススメします。