論理的思考力を鍛えるわかりやすい本【初歩から実践編まで】

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論理的思考力を身につけたい方へ

「実際何から勉強したらいいんだろう…、ちゃんと論理的思考って何か分かってないし、改めてわかりやすい必読書みたいなのはないのかな?」

論理的思考って一長一短で身に付くものでもないし、色々と苦労して自然と身に付いたという人もいますが、少なくとも社会人になる前には習得しておきたいところかなと思います。

ぶっちゃけ、ぼく自身、本を読んで勉強しましたが、実際に身に付いたなと思ったのは、それを参考に日常生活レベルで訓練したからだと思っています。(それでもまだまだ苦手なんですが…)

本記事では、下記の内容を解説します。


論理的思考力を鍛えるオススメの本【初歩から実践編まで】

1.初心者向け:まず読んでおくべき必読書【論理的思考力のイメージを掴む】

2.中級者向け:【より複雑な事例を分解して実用的に使うために】

3.超実践向け:【他人と一気に差をつけるために】


一応、本記事での初心者から上級者までの定義はこちらです。

初心者:話が込み入ると相手に話が伝わらないときがある、話が長くなる…と思う方
中級者:そもそも論理的思考って?本質を知ることでもっと成長したい方
超実践編:実用現場でバリバリ使って効率化と実力を上げていきたい方


(基本的には初級編だけ分かれば後は自分次第で論理的思考は伸ばせます、中級者以上の本はあくまで補助だと思っていただければ)

特に本サイトに来ている人は理系大学院生または大学院生が多いかと思います。
研究室に入ると論理的思考力が必須になってくると思います。僕もそこで苦労しました。卒論発表・学会・ゼミ発表・進捗報告はもちろんのこと、実験データの考察をするにしてもかなり役立つスキルになってくると思うので、是非この機会に改めて学習してみてください!

それでは紹介していきます!!

1. 初級編まず読んでおくべき必読書【論理的思考力のイメージを掴む】

初心者はまず、ビジュアル化した方が理解しやすく、人によって初見で捉える感覚が違ってくるので今回は3つ紹介します。

そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?


そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?

あくまでも考えるきっかけを与えてくれる本です。

論理的思考を鍛える書籍って、堅い本が多く、初心者がいきなり手を出すと使ったことのない脳がこねくり回されて、頭が爆発してしまって結局何も得られずじまいになってしまいます。

その点、この本では、例題とともにすごくわかりやすく書かれているので、論理的思考の意味がストンと府に落ちると思います。

研究でも何故その実験を行おうと思ったのか、何故そういう仮説に至ったのか、といった部分が抜け落ちてる学生が多くいますが、そういった部分に意識を傾けるきっかけを生んでくれる本でしょう。

必読書ではないですが、自分は論理的思考が苦手だという方、どうしてもフィーリングで物事を進めてしまうという方は是非本書から入ることをオススメします。

「ピラミッド構造」で考える技術


「ピラミッド構造」で考える技術

当てはまる方には耳が痛いかもしれないですが、話していても相手から「結局何が言いたいのかわからない」「話のポイントがわからない」「話が長い」と思われる方、絶対に読んでおくべきだと思います。

個人的に好きな良書です。論理的に考えるときにいつも意識していることが書かれており、情報を素早く重要度に分解して考えれる能力が鍛えれます。理系の方は特に理解しやすい内容になってると思います。

理系の人(自分自身も)ってつい余計な情報まで詰め込んで話してしまうんですが、会話に本当に必要なのは、要点と理由だけ、後は必要に応じて肉付けすることです。こちらも論理的思考の大局を掴むのに最適で、自分の理解力の向上や相手に伝えるときの要点のまとめ方を何となく考えれるきっかけを生んでくれます。

ビジュアル ロジカル・シンキング


ビジュアル ロジカル・シンキング (日経文庫) (日経文庫ビジュアル)

ロジカルシンキングは能力であり、苦手な自分には難しい…と思っている方に是非読んで欲しい本になります。

「論理的思考は一種の手法なので、使い方さえ知れば、後はトレーニング次第で後天的にいくらでも伸ばすことができる」ということを教えてくれます。

しかも具体的な例をもとに、シチュエーションに合わせた使い方も説明してくれているので、日常生活から取り入れようと考えている方にとって最適の入門書です。

良い意味で「広く浅く」解説してくれているので、網羅的に知ることができ、色んな場面で役立つと思います。

2. 中級者向け【より複雑な事例をもとに実践的に活用していくには】

中級編からは、個人的に良いと思った、特に本記事を見てくださっている理系の方に向けて厳選した本を選びました。(初級編は感覚を掴む必要があるので色々と紹介しました)

思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践


思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践

論理的思考の本質を身につけて、その上で根本的な思考力を鍛えたいなら買っておくべき、しかも何度でも見直してそのたびに様々なことに気付かせてくれる「神書」です。

他の書籍は、包括的なことが書かれているか、より実践に落とし込んでフレームワークから活用できるマニュアル書、の2つです。しかし、本書では、「思考とは何か」、「論理とは何か」というところから解説されており、最終的にはその2つを組み合わせて、思考(主張)を論理(客観性)で説得する橋渡し的な役割を学ぶことができます。

この本を読んで理解して実践して…とかなり時間はかかりますが、正直この本を完璧に理解できれば、ありとあらゆるわからないものに対しても理解できる思考力を手に入れることができる…気分になります(笑) (実際かなり使えます)

3.上級者向け

上級者向けには、口頭で使える本と、文字媒体で使える本の2つを紹介します。
こちらは理系なら卒論・学会・ゼミ・修論・論文など色んな場面で使用できると思います。

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術


1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

メチャクチャ実用的な本になります。1分間で言いたいことまとめ、伝えたうえで、相手の理解ももらえる方法について書かれています。
「聞き手の状況や心理的な面を加味したうえで、論理的に伝える術をマニュアル化」した良書になります。

入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法


入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法

こちらも実用的で何とか修士卒業までに習得したい技術だと思います。こちらも相手の状況を考慮したうえで、文章に落とし込む術を学ぶ本となります。

相手の状況を加味すると一見ロジカル…ではないと思う方もいるかもしれませんが、コミュニケーションにおいては、何かの発表であっても、相手への理解の配慮であったり、時間の制限であったり、と様々なシチュエーションを加味する必要があり、そのうえで客観的に述べます。

ふぅ…と難しいかもしれませんが、これを直観的にできるようにしよう!というのが上で紹介した2つの本になります。

まとめ

いかがでしょうか。

論理的思考って身につけるのに、理解するだけでなく、アウトプットを繰り返してこそ得られるものです。

自分の身の丈にあったものを選んで、ステップバイステップで順を追って身につけることをオススメします。

ぜひ参考にしてみてください。