研究職でなくても理系大学院に行く意味がある理由とは?

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研究室

研究職に就かないのに大学院に行く意味あるの?
どうせ研究職に就かないなら早めに就職した方がお得じゃないの?


という疑問の答えを記事にまとめていますのでよかったら参考にしてみてください。

結論から言うと研究職でなくても行く意味は大いにあります!
なぜなら仕事では教えてくれない「自分の力だけで問題を解決していくスキル」を養えるからです。

✔本記事の内容

・仕事でも役立つ研究室で学べるスキルとは?
・研究で意識しておくべきこと
・研究内容の分野に関係ない就職も可能になる!?


僕は大学院修士を卒業してエンジニアとして某有名メーカーに勤める社会人です。
就活を通して得た知識・後輩へのアドバイスをする中で得られたノウハウ・実際に働いてる中でみた視点から就職活動に役立つ情報を共有しています。

仕事でも役立つ研究室で学べるスキルとは?

先に言いますが、大学院修士レベルの専門性ではあまり仕事で役立つレベルまで活かすことはできません。
>>参考記事:理系大学院は研究職以外ほぼ専門性は活かせない事実

ですが、だとすれば学部生ではなく大学院生が技術職で採用されている理由があるはずです。

その理由は「自発的に問題を解決していくスキル」「論理的思考力」「相手に伝える能力」があるからです。

研究では仕事と違って、自ら問題を探し、正解があるか分からない領域で答えを探して人に伝える作業です。

そのような業務を仕事では絶対にさせてもらえることはありません。

なので、特にエンジニアという職業においては、上記3つの能力を備えて、技術に関しても触ったことがあるという経験から、大学院生を採用するのです。

研究で意識しておくべきこと

研究で特に意識しておくべきことは「試行錯誤を継続する」ことです。

どうしても研究をしていると答えがないので自分が立てた仮説に対してもあっているのかどうか疑念が生じて行動が鈍化していきます。

僕自身もそうだったんですが、それでも試行錯誤を繰り返して成果を求める先に、徐々に答えが見えてくることが多いです。
>>参考記事:研究の成果、結果が出ない時の対処方法【修士は絶対チェックすべき項目】

なので、精神論にはなりますが中々成果が見えなくても絶えず思考を巡らせながら試行錯誤を繰り返すことで大学院生としてのスキルを磨くことができます。

研究内容の分野に関係ない就職も可能になる!?

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「自主的に問題解決に取り組む力」「論理的思考力」「相手に伝える能力」の3つは非常に汎用性の高いスキルなので新卒採用であれば文系であろうが理系であろうが、就活で無双できるスキルといえます。

なぜなら、いざ仕事を始めたとしても、あらゆる状況において、客観的に物事を見つめたうえである程度妥当な解を導き出すことができるからです。

理解が難しいかもしれませんが、言い換えれば、大学院修士の研究である程度の力がつけば、副業などのフリーランスでやっていく力の基礎を身につけれるほどの経験ができます。

実際に僕自身も化学系の研究をしていたのですが、就職先は電機メーカーで文字通り電気系の業務につきます。
もちろん電気系の経験はありません…

ですが、ある一定水準の上記に上げたスキルを身につけておけば企業からしっかりと評価してもらえて採用の可能性は十分にあります。

まとめ

研究職でなくても大学院では仕事では教えられないスキルを身につけることができます。

個人的にもし学部で就職か大学院で進学のどちらかで迷っているのであれば、迷わず大学院への進学をオススメしています。

というのも、学部では営業職に就くのが通常ですが、大学院に入って技術職や研究職への採用をもらってから、もし間違っていたと思っても営業職等への転職が比較的容易であるからです。

新卒営業職から技術職・研究職へは基本的に不可能です。